株式投資で資産を増やす

はじめて株を購入する際の銘柄選びと注意点

はじめて株式を購入する場合は、まだまだ投資経験も浅く、拠り所となる判断材料がない手探りの状態だと思います。購入する銘柄はどのように選べば良いのでしょうか?

はじめはどの株でもOK!

結論はずばり「どの株でも良い」です。

トヨタ?ソフトバンク?或いは、これから成長が期待できそうな新興ベンチャー企業の株?どれも良さそうに見えますよね。

しかし、投資初心者にとって最も重要なのは、「とにかく株を買ってみる(買ってから値動きを見て色々と考える)」ことです。

極端に言うと、四季報をパラパラとめくって適当に開いたページの銘柄でもOKです。もちろん、世に知られる有名企業でも良いですし、好きな洋服ブランドの企業でも良いです。勤め先と同業界の他社なども良いでしょう。仕事の知識を株式投資に強みとして活かすことができるはずです。(ただし、リスク分散の観点から、できるかぎり自分の勤め先は避けたほうが良いです)

はじめに買う株は何でもOKですが、1つ大切なことがあります。それは、多少の損失が出る可能性を覚悟すること。失っても良い程度の数万円でまずは株を購入してください。その上でとにかくまずは株を購入してみること、これが最も大事です。

損失の可能性があるのに、なぜ購入してみることが大事なのでしょうか?
株式を購入して初めて理解できることがいくつかありますので、そのあたりについて説明していきます。

購入してわかることがある

株式を購入してみて初めてわかることは非常にたくさんあります。いくつかご説明します。

株を保有することで知識と経験がアップする

株式の購入方法、関連用語を理解できる

初心者がはじめて株を買う際には、必ず多くの学びがあります。成り行きと指値の違い、注文の出し方、売り板と買い板の読み方、市場の取引時間、株価変動の様子、チャートの読み方、多種多様なテクニカル分析指標の存在、ファンダメンタル分析に欠かせない主要指標の存在などなど。

挙げればキリがないほど「はじめての情報」に触れるはずです。これらひとつひとつが学びとなり、わからない単語はこまめに調べて貪欲に知識を吸収してください。

買い時と売り時の難しさを知る

購入する株を決め、いざ購入。いよいよ投資家デビューです。

いつ買うの?いまでしょ!

さあ、どのタイミングで買えば良いのでしょうか?いますぐ?もう少し値段が下がったところ?

考えが巡るばかりで、きっと答えはわかりません。はじめての方は慎重になるのはわかりますが、経験と知識、銘柄に対する深い分析が無い初心者の状態では、あれこれ考えても時間の無駄です。さっと買ってしまいましょう。そう、今すぐパッと買ってしまえば良いのです。

ただし、株式投資に慣れてくるにつれ、購入タイミングは考え抜くべきです。このあたりは別の記事で触れたいと思います。

株を購入するタイミングだけでもあれこれ悩んでしまいますよね。さらに難しいのが売り時です。

株は買うより売るほうが難しい

そう、株は売り時が難しいのです。

購入した株の株価が上がったとしても、下がったとしても、どちらも売り時が難しいもの。株価が上がっている状態では「利益は出ているけれど、もっと株価が上がってから売りたい」となり、株価が下がっている状態では「再び株価が上がって利益が出たところで売りたい」となります。
そう、どの株価であっても判断は難しいもの。

株価は刻一刻と変動していますから、少し待てば上がるかも(下がるかも)といった心理が働きやすく、非常に悩ましいものです。

ではどうすればよいのでしょうか?

答えは、株を購入する時点で売却価格を決めておくこと。特に初心者のうちはこのルールを徹底することをおすすめします。

例えば、購入した価格から10%上がったら売る(利益確定売り)、または5%下がったら売る(損切り)といった具体的な数字で決めておくようにしましょう。

このルールを守ることで、想定外の大きな損失を避けつつ、株価が上がった場合は確実に利益を得ることができるようになります。

よくある失敗を経験する

株価の変動を目の当たりにして初心者投資家がよくやってしまう失敗をいくつか挙げておきます。
ひょっとすると、初めて株を購入する方はいきなりこれらの失敗を経験することになるかもしれません。

往って来い

次のようなケースを想像してみましょう。

意を決して購入したはじめての株。なんと驚くことに購入後に株価がぐんぐん上がり、10%ほど利益が出る価格まで到達しました。これはビギナーズラック?いやいや実力?

今売れば10%の利益が確実となります。

しかし、です。「明日まで待てばもっと上がって15%の利益を得られるのでは?」という思いが頭をもたげてきます。投資家はだれしも利益を最大化したいもの。

そして翌日。株価は急落、購入価格を下回る水準まで下がってしまいました。せっかく出ていた利益が吹き飛んだどころか、損失が出てしまった状態です。「昨日売っておけば、、、!!」という後悔は時既に遅し。いつまで待っても昨日の価格まで上がることはなく、泣く泣く損切りして売却となります。

このように、株価が上がって利益が出ていたのに、売り時を逃して株価が下落するケースを「往って来い」と言ったりします。

せっかく自分で選んだ銘柄が狙い通りに値上がりしたのであれば、取れる利益をしっかり取る(利確する)ようにしましょう。もちろん株を売却した後にさらに値上がりすることもありますが、その場合は再び買い戻せばよいのです。欲を出さず、初心者はこまめに利益確定することが大切です。

塩漬け

「塩漬け」は耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?

下がり続ける塩漬け株は悲惨…

塩漬けとは、購入した株が下落した場合に、損失を出すことをためらうばかりに「再び株価が上がったら売ろう」という思いでそのまま保有し続けてしまう状態です。

あらかじめ決めておいたはずの損切りライン(例えば購入価格を5%下回った価格)はもはや頭にありません。株価が再浮上するまで延々と持ち続けてしまい、ズルズルと損失幅が大きくなっていきます。

この塩漬け、何が問題なのでしょうか?

問題点の1つ目は、学ぶ機会を失うことです。

これは!と見込んで購入した株の株価が、自分の見込みと反した値動きをした場合(上がると思っていたのに下落した場合)、自分の考えに誤りや問題、視点の不足などがあったことを認めることはなかなか難しいもの。

しかし、株式投資の世界では、思いと反する値動きは多々あるものです。そんなときにすぐに自身の過ちや読み違いを認める潔さはとても大切です。

その潔さやそこから生じる反省点が、投資家としての経験を高めてくれるのです。塩漬けにせず、損切りラインでスパッと売却、そして反省点を振り返って学び続ければよいのです。

2つ目は、資金効率の問題です。保有株価がズルズルと下がっている間にも、別の株はぐんぐん上昇しているというケースはざらにあります。限られた投資資金は、できる限りリターンを得ることのできる株に回した方が良いに決まっています。

潔く損切りできずに塩漬け状態になっていると、資金がロックされた状態となり、他の株を購入する資金が足りなくなることがあります。

結果として、他の株で利益を得る機会を逃してしまったことになります。このように塩漬け株に資金をロックされた状態は、資金効率が悪く、得られたはずの利益をも取り逃すことになりかねません。

このような問題を起こさないためにも、株を購入する時点で損切りラインを決め、何があろうともそれを守ることが、投資初心者には大切なことと言えます。

利確と損切りラインは変えても良い?

投資熟練者は、株を購入後に市況や相場を見ながら利益確定や損切りのラインを引き上げていくといった柔軟なルール変更をすることもありますが、初心者にはおすすめしません。ルールを変えることと己の欲望とは紙一重だからです。

投資初心者は、何があってもルール遵守の姿勢で投資に臨んでください。

まとめ

この記事でご紹介したポイントをまとめます。

  1. はじめて購入する株は何でもOK
  2. 購入してみてわかることを貪欲に吸収する
  3. よくある失敗も経験してみる
  4. 初心者は利確や損切りルールを厳守する

いかがだったでしょうか?

この記事が初めて株式を購入する方の参考になれば幸いです。

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